まいど、女性のための仕事運専門占い師・宮田シロク(@miyatasilok)です。
マンガ家の清水しの先生にインタビューしたこちらの記事、前回の続きです。
しの先生、マンガ家をしてて楽しかったことや嬉しかったことを教えてください!
しの先生
ーしのさん、双子座が結構強いですもんね。
双子座が強いというのは、天体は全部で10個あるのに対して、星座は12個なんですよ。
つまり、そもそも1個も天体が入ってない星座があるはずなんです。
それが双子座に3つもはいってるんで、これはもう他の人より双子座の要素が強いっていう事になります。
双子座って星座は絵や芸術よりかは、ストーリーとかライティングの方に出やすいのかなとは思うんですよね。読み書きとか。
しの先生
ー挿絵の描ける小説家とかもいけそうな気がします。マンガだけじゃ無くて。
しの先生
ーそれは、同人的な…。
しの先生
シロク:めちゃめちゃ遅咲きですね!
しの先生
ーへ~!!『クリエイターのための占星術』という本があって、今日しのさんにご紹介しようと思ってたんです。
これ占いのやり方の本とかではないんですけども、例えば双子座だと、ホロスコープを使ってどういう風に想像を膨らませてキャラクターやシナリオを作るかっていう本なんですよ。創作のガイドみたいな。
しの先生
ーおもしろいですよ。双子座の適職としては情報伝達のプロとして、放送や報道、マーケティング、広告宣伝、メッセンジャーや郵便配達、配達員、デリバリー。犯罪者だと詐欺師や泥棒みたいな。
しの先生
ーあはは!『衣装のヒント・配達員のユニフォームや学者や愛好家が情報提供する場合も多い。』だそうです。
なんだろう、デザイナーやってたときもそうなんですけど、芸術家っていうよりはなんかこう、自分のことをアーティストだっていう感覚はあんまりなくて。
どっちかっていうとお客さんの要望を形にするのが楽しいみたいな方が強かったですね。漫画描いてる時もそうなんですけど。
私、打ち合わせも凄い好きで。編集さんにプロットとかネームの段階で見せて、それをああだこうだ長時間話したりする。その時間自体が凄い好きなんですよ。
しの先生
ーへ~~!!すごい!なんか、双子座っぽい!
しの先生
ーうん!すごい、双子座。
ひとりで作って、それが幸せだっていうのは、どうしてもアーティストのイメージにあるんですよ。
しの先生
ーあ~~、確かに。
しの先生
ー双子座ってレスがないとダメなんですよ。
しの先生
ー特に月星座も魚座ですもんね。魚座もひとりじゃダメなんですよ。かまってもらわないと弱っちゃう星座なので。
商業誌より同人誌の方が良いかも、と思うことも…
マンガ家になったけど、同人誌専業でやるとかの方がハッピーかもしれないです、もしかしたら。
しの先生
ーあ~!
しの先生
ーはい、はい。
今は、SNSあるからまだいいですけど。それでもなんか、これ誰か読んでるのかな~?みたいな気持ちにどうしてもなって、それが一番つらい。つらいことはまだ(このインタビューで)聞かれてないのに笑
しの先生
ーつらい事はそれを書きます笑
しの先生
ー確かに!最近たまにいますよね、商業誌のマンガ家さんでも同人に出す人とかね。あさぎり夕さんとか。この人の同人とか買いに行くに決まってるやん、みたいな笑。
今私がやろうとしてるやつもそうですけど、こう、見つけてもらえさえすれば距離は昔よりはすごい縮まるから、見てくれてる人と。
批判されても、つらい意見だとしてもなんか言っちゃえば罵倒でも、反応があるだけ嬉しい。私は笑。
しの先生
ー凄い!たくましい魚座ですね!
とにかく読者さんの反応がほしい!
でも、『狼少年は嘘をつかない』初連載の時がそんなに反応が見えなくて。
唯一あるのが、アンケートはがきに書いてくれる手書きの感想だけで、Twitterもやってなくて、自分がすごく孤独みたいな。
このキャラクターを好きでいるのは、私と担当さんだけなんじゃないのかなみたいな気になって。あれがすごく嫌でした。
その時は初連載だったので編集さんも『エゴサーチ絶対しちゃダメだよ』って言ってて。経験的につらくなって描けなくなっちゃう人もいるので、絶対禁止だからって言われてたから素直にやってなかったです。
しの先生
ー素直。『でもやったんですか?』って今、聞こうとしたんですけど。
しの先生
ーそうなんだ。でも、自分が読者ならアンケートはがきとか絶対出さないじゃないですか。
しの先生
ーそう!そう!本当に。
私なんか連載終わった後、すごい過去までさかのぼって細かくサーチ結果が出る方法をガチャガチャガチャってやって。
めちゃめちゃしつこくエゴサーチして、全部スクショ撮って。すごい貯め込んでますよ!
しの先生
ーすごい!でも有名なライターさんが言ってたんですけど、ライティングの仕事を受注して公開した後めっちゃエゴサーチして、SNSの反応とかをスクショでまとめてクライアントさんに出すらしいんですよ。
しの先生
ーそしたら、クライアントさんもすごく喜ぶらしくて。今まで貯めたやつも一緒に、今度営業かける時に出すとかしてみたらどうでしょう。
しの先生
ーうん、すごい良さそうじゃないですか。
アンケートはがきだと、こないだコルクの佐渡島さんの『ぼくらの仮説が世界をつくる』を読んだんですけど。
その人、出版社の人じゃないですか。アンケートはがきって、まず本当に出さないみたいことを書かれてたんですよ、やっぱり。
今の商業誌はどんな仕組みになってるのかわかんないですけど、それこそ『今月のハッシュタグはこれです!』みたいな感じで感想ツイート出来るようにしてほしいですね。
アプリとかで配信してるのとか、ウェブサイトで公開とかしてるマンガとかはそこに直接コメント送れるとか、そういう風になってるみたいですけど。
しの先生
ーなるほど。へえ~!そうか、紙だとできないですもんね。
やっぱタグかな~?それがTwitterのトレンド入りとか絶対売り上げに直結するのに。
しの先生
むむ、なんだか出版の課題点が見えてきた気がします。
マンガ家をしてて大変だったことやつらいことを聞いてきました、次回はこちら!