マンガ家ってどんなお仕事?清水しの先生にインタビューしました!11

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まいど、女性のための仕事運専門占い師・宮田シロク(@miyatasilok)です。

 

マンガ家の清水しの先生にインタビューしたこちらの記事、前回の続きです。

マンガ家志望の人にどんなアドバイスをされますか?

今だったら、私は絶対作品を公開をした方が良いとアドバイスします。出版社に持って行く前に。

しの先生

ーもう、ウェブに。

ウェブに載せた方が絶対良いと思います。
沢山あるウェブ上のサービスどれでも良いので、目標値を仮でいいから決めて、いくつブックマークされる事を目標にするとか、ツイートするとか何でも良いから決めて。

作品を公開して反応を見て自分の作品にフィードバックしてまた、それを参考に作品を作ってって、公開するっていうのを繰り返すだけで絶対!お金稼ぐ、プロにはなれると思います。

しの先生

ーそれはもう、PDCA回すという事ですよね。

自分でそれがやれれば、絶対プロになれるって思います。
むしろ、デビュー前にそうしたかったです。こういう状況がなかったから出来なかったけど。

業界的にサービスが大きな存在じゃなかったから、そうなってたら絶対やってたし。むしろ、今私もそれをやるべきなんですけど笑。連載を持ってたりしたら、逆にそういうことをできなくて。

しの先生

ーやっぱ、そうなんですか?それ聞こうと思ってたんですけど。

単純に時間がなくて。

しの先生

ー契約的にできないとかは、別にない?

それはないですないです。
フォロワーを増やすとか、見てもらう人を増やすためには、一定期間、継続しなきゃいけないと思うんですけど、すでに連載していると、もう1本連載抱えるのと似た状況になるので、仕事量的に大変になってなかなかできないってことです。

しの先生

ーなるほど。

そういう活動やりたくても、個人の宣伝活動に時間も労力もなかなか割けないんです。
お金も稼がなきゃいけないし連載作品にも注力したいから。

多分そういうジレンマを持ってる作家さん多いんじゃないかなと思います。
SNSやらなきゃいけないけど、時間なくて出来ないみたいな人が。

しの先生

ー中途半端な状態っていう事ですかね。

そうです。

しの先生

ーあ~、なるほど。

今からなろうと思うんだったら、すごく良い状況だから羨ましい、逆に。

しの先生

ーあっ!でも、そうですよね。私も今の若い人、めっちゃ羨ましいですもん。

なんでも出来るし、逆にウェブで連載してる状況が続けられなかったら、もうやめとけってくことですかね?

どうなんだろ?でも描くことはできますよね。

というかそもそもの話、継続して描く事=連載なので…。描くことが続けられるから職業としての漫画家になれるわけで。

あくまで連載という形でお金を稼ぐ前提での話ですけど。

しの先生

ーま~、確かに。

まず1ページ漫画でも下書きでもなんでもいいから、継続して描くことができるとして、それができるなら、ウェブにアップしていくのはできますよね?っていう…。

しの先生

ーあ~。なるほど、確かに。そっか~。

アドバイスにならないかな、これは。

しの先生

ーいや、でもそりゃそうだよな、って思いました。

なりたいとか、やりたいって言って、出来ない人が多くて。

でもちゃんとこう、現役でやってるマンガ家さんから言われるとやっぱ、もっと腑に落ちるというか。
私のとこにお客さんが「マンガに家なりたいです」って来て、「いやそれウェブで発表し続けましょうよ」と言うして。私が言うのと、しのさんが言うのとまた違うと思うんですよ。

やりたい時には、もうやってる

そうか~。確かになんか、どうなんだろ。でも占い師さんとかもそうだろうし。なんかやりたいと言った時にはもうすでにやってるんだ。みたいな、ことですよね笑。

しの先生

ーそうですね。

私はマンガ家になりたいんですよねって言った時はもう描いてたって事があるので。

しの先生

ーいや、それ素晴らしいですね。

誰に言われなくても、マンガ家になりたかったら、当然、マンガ描かなくちゃダメじゃないですか。

描きもしないのになりたいって言ってるようじゃ、それはもうダメだとは思うんで。

よく聞くのが、子供がマンガ家になりたいから、大学行かないみたいな。

しの先生

ーヤバイ!笑

子どもが言ってくるんですって。

「分かった。マンガ家になりたいんだったら、作品あるんでしょ。じゃ、お母さんが見てあげるから、見せて。」って言うとやめるっていうのを有名なマンガ家さんがアドバイスしてるの見ましたけど。

しの先生

ーなんか、ぐうの音も出ない笑。とにかく、表に出せって事ですよね。

今はすごく幸せに創作活動ができる時代

むしろ今、私も最初にあれでしたけど。反応もらえるサービスがあるから、すごくハッピーな気持ちで公開出来るんじゃないかな~って。

昔だと出版社の人とか、ある意味、目上の人というかジャッジもらいに出す事しか出来なかったけど、今は単純にそれを純粋に楽しんでくれる人が見てくれて、褒めてくれるんですよ。

なので、すごく幸せに創作活動をできるな~って。

しの先生

ーなるほど。それ良い言葉だ。ほんと、でもそうですよね。

昔は基本的にダメ出しをもらうために。

しの先生

ーそうですよね。

修行的な感じしかなかったけど、今は一緒に楽しんで創る事が出来るので、それをドンドンやったら良いな~って。

しの先生

ーなあるほど。ほんとだ良い時代だな~。しみじみと笑。

出版ね、あれも不況で暗い話も言われてる中で、果たして本当に暗いんだろうかと、思いますよね。色々世界が変わっているだけで。

しの先生

ーそうですよね。媒体が変わっただけですよね。

むしろ、描く人はどんどん増えてるし、面白い作品に会える確率がすごい高いわけで。

しの先生

ーあ!ホントだ!確かに。

世の中、良いですよね。そう思います。

しの先生

 

 

ほんと、いい時代ですよね〜。
しの先生にいろいろな話を聞いてきましたが、次回で最後です。