マンガ家ってどんなお仕事?清水しの先生にインタビューしました!③

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まいど、女性のための仕事運専門占い師・宮田シロク(@miyatasilok)です。

 

マンガ家の清水しの先生にインタビューしたこちらの記事、前回の続きです。

しの先生、マンガ家をしてて楽しかったことや嬉しかったことを教えてください!

えっと、私はお話作ってるのが当然ながら一番楽しいんですけど、人によると思うんですけど。絵を描いてる作画の時よりもストーリー作りの時のほうが楽しい。

しの先生

ーしのさん、双子座が結構強いですもんね。
双子座が強いというのは、天体は全部で10個あるのに対して、星座は12個なんですよ。
つまり、そもそも1個も天体が入ってない星座があるはずなんです。

それが双子座に3つもはいってるんで、これはもう他の人より双子座の要素が強いっていう事になります。

双子座って星座は絵や芸術よりかは、ストーリーとかライティングの方に出やすいのかなとは思うんですよね。読み書きとか。

はいはいはい。

しの先生

ー挿絵の描ける小説家とかもいけそうな気がします。マンガだけじゃ無くて。

文字書くのも高校生の時、やってました。小説書いたりとか。

しの先生

ーそれは、同人的な…。

いや、普通に。私同人に目覚めたのは、27くらいの時なんで。

しの先生

シロク:めちゃめちゃ遅咲きですね!

先輩に会ってから。それまで純粋にマンガが好きだっただけなんですよ。

しの先生

 

MEMO
先輩については第1回目の記事を読んでね!

ちなみに筆者が同人に目覚めた時期は内緒である。

 

ーへ~!!『クリエイターのための占星術』という本があって、今日しのさんにご紹介しようと思ってたんです。
これ占いのやり方の本とかではないんですけども、例えば双子座だと、ホロスコープを使ってどういう風に想像を膨らませてキャラクターやシナリオを作るかっていう本なんですよ。創作のガイドみたいな。

へ~!すごい読みたいですよ。もう。

しの先生

ーおもしろいですよ。双子座の適職としては情報伝達のプロとして、放送や報道、マーケティング、広告宣伝、メッセンジャーや郵便配達、配達員、デリバリー。犯罪者だと詐欺師や泥棒みたいな。

わかる笑

しの先生

ーあはは!『衣装のヒント・配達員のユニフォームや学者や愛好家が情報提供する場合も多い。』だそうです。

ふ~ん!
なんだろう、デザイナーやってたときもそうなんですけど、芸術家っていうよりはなんかこう、自分のことをアーティストだっていう感覚はあんまりなくて。
どっちかっていうとお客さんの要望を形にするのが楽しいみたいな方が強かったですね。漫画描いてる時もそうなんですけど。

私、打ち合わせも凄い好きで。編集さんにプロットとかネームの段階で見せて、それをああだこうだ長時間話したりする。その時間自体が凄い好きなんですよ。

しの先生

ーへ~~!!すごい!なんか、双子座っぽい!

 

星占いMEMO
双子座とはコミュニケーションや言葉を司る星座。
「この人めちゃめちゃしゃべるな〜」って人がいたら双子座かも。
もっと詳しく知りたい人はこちら→双子座の話するけど聞いてく?

 

そうですよね。私は双子座っぽいんだろうなと…。

しの先生

ーうん!すごい、双子座。

(相手が)何を求めてるのかを掘り返してるのが好きだから。
ひとりで作って、それが幸せだっていうのは、どうしてもアーティストのイメージにあるんですよ。

しの先生

ーあ~~、確かに。

私はそういうタイプじゃないので、読者の人の反応があるっていうのがすごく好きなんですよ。

しの先生

ー双子座ってレスがないとダメなんですよ。

あ~、そうですよね。そうですよ。私はすごい、反応がないとなんか、弱って孤独になって行くので笑

しの先生

ー特に月星座も魚座ですもんね。魚座もひとりじゃダメなんですよ。かまってもらわないと弱っちゃう星座なので。

星占いMEMO
月星座とは…その人のいわゆる性格、プライベートな場で見せる顔、癖や愛着を司る。魚座は12星座イチの甘えんぼ。

商業誌より同人誌の方が良いかも、と思うことも…

そっかぁ~。そうですね。もうなんか、読んで楽しんでもらえるのが一番楽しいな、みたいな。そう考えるとマンガ家はあんま向いてないんじゃないって思うんですよ笑。

マンガ家になったけど、同人誌専業でやるとかの方がハッピーかもしれないです、もしかしたら。

しの先生

ーあ~!

同人誌だと交流がすごくあるじゃないですか。

しの先生

ーはい、はい。

読者の人とも。なんか商業誌で描いてると読者さんの反応がこっちまで全然届かないので。
今は、SNSあるからまだいいですけど。それでもなんか、これ誰か読んでるのかな~?みたいな気持ちにどうしてもなって、それが一番つらい。つらいことはまだ(このインタビューで)聞かれてないのに笑

しの先生

ーつらい事はそれを書きます笑

だから、むしろ編集者とかのほうが楽しそうと思ったこともあります。

しの先生

ー確かに!最近たまにいますよね、商業誌のマンガ家さんでも同人に出す人とかね。あさぎり夕さんとか。この人の同人とか買いに行くに決まってるやん、みたいな笑。

あさぎり夕先生
少女マンガからBL小説まで幅広く手がけたマンガ家。2018年10月27日、肺炎で死去。めちゃめちゃショックでした。

そうですよね。
今私がやろうとしてるやつもそうですけど、こう、見つけてもらえさえすれば距離は昔よりはすごい縮まるから、見てくれてる人と。

批判されても、つらい意見だとしてもなんか言っちゃえば罵倒でも、反応があるだけ嬉しい。私は笑。

しの先生

ー凄い!たくましい魚座ですね!

 

星占いMEMO
魚座は割とゆるふわちゃんが多いイメージですがしの先生はたくましかったです。

とにかく読者さんの反応がほしい!

そうかもしれない。
でも、『狼少年は嘘をつかない』初連載の時がそんなに反応が見えなくて。
唯一あるのが、アンケートはがきに書いてくれる手書きの感想だけで、Twitterもやってなくて、自分がすごく孤独みたいな。
このキャラクターを好きでいるのは、私と担当さんだけなんじゃないのかなみたいな気になって。あれがすごく嫌でした。

その時は初連載だったので編集さんも『エゴサーチ絶対しちゃダメだよ』って言ってて。経験的につらくなって描けなくなっちゃう人もいるので、絶対禁止だからって言われてたから素直にやってなかったです。

しの先生

ー素直。『でもやったんですか?』って今、聞こうとしたんですけど。

連載終わってから、やりました。

しの先生

ーそうなんだ。でも、自分が読者ならアンケートはがきとか絶対出さないじゃないですか。

そうですね~。出してくれる人は、よっぽどの読者さん。

しの先生

ーそう!そう!本当に。

ホント、そう思います。
私なんか連載終わった後、すごい過去までさかのぼって細かくサーチ結果が出る方法をガチャガチャガチャってやって。
めちゃめちゃしつこくエゴサーチして、全部スクショ撮って。すごい貯め込んでますよ!

しの先生

ーすごい!でも有名なライターさんが言ってたんですけど、ライティングの仕事を受注して公開した後めっちゃエゴサーチして、SNSの反応とかをスクショでまとめてクライアントさんに出すらしいんですよ。

うわ~~

しの先生

ーそしたら、クライアントさんもすごく喜ぶらしくて。今まで貯めたやつも一緒に、今度営業かける時に出すとかしてみたらどうでしょう。

それは良いかもしれない。

しの先生

ーうん、すごい良さそうじゃないですか。

アンケートはがきだと、こないだコルクの佐渡島さんの『ぼくらの仮説が世界をつくる』を読んだんですけど。
その人、出版社の人じゃないですか。アンケートはがきって、まず本当に出さないみたいことを書かれてたんですよ、やっぱり。

今の商業誌はどんな仕組みになってるのかわかんないですけど、それこそ『今月のハッシュタグはこれです!』みたいな感じで感想ツイート出来るようにしてほしいですね。

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そうですね。今、ホントにどういう感じなのか。
アプリとかで配信してるのとか、ウェブサイトで公開とかしてるマンガとかはそこに直接コメント送れるとか、そういう風になってるみたいですけど。

しの先生

ーなるほど。へえ~!そうか、紙だとできないですもんね。
やっぱタグかな~?それがTwitterのトレンド入りとか絶対売り上げに直結するのに。

絶対、切り離せないですよね。そういうの。

しの先生

 

 

むむ、なんだか出版の課題点が見えてきた気がします。
マンガ家をしてて大変だったことやつらいことを聞いてきました、次回はこちら!