まいど、仕事運専門占い師・宮田シロク(@miyatasilok)です。
マンガ家の清水しの先生にインタビューしたこちらの記事、前回の続きです。
マンガ家志望の人にどんなアドバイスをされますか?
[say name=”しの先生” img=”https://miyatasilok.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_6447.jpg” from=”right”]今だったら、私は絶対作品を公開をした方が良いとアドバイスします。出版社に持って行く前に。[/say]
ーもう、ウェブに。
[say name=”しの先生” img=”https://miyatasilok.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_6447.jpg” from=”right”]ウェブに載せた方が絶対良いと思います。
沢山あるウェブ上のサービスどれでも良いので、目標値を仮でいいから決めて、いくつブックマークされる事を目標にするとか、ツイートするとか何でも良いから決めて。
作品を公開して反応を見て自分の作品にフィードバックしてまた、それを参考に作品を作ってって、公開するっていうのを繰り返すだけで絶対!お金稼ぐ、プロにはなれると思います。[/say]
ーそれはもう、PDCA回すという事ですよね。
[say name=”しの先生” img=”https://miyatasilok.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_6447.jpg” from=”right”]自分でそれがやれれば、絶対プロになれるって思います。
むしろ、デビュー前にそうしたかったです。こういう状況がなかったから出来なかったけど。
業界的にサービスが大きな存在じゃなかったから、そうなってたら絶対やってたし。むしろ、今私もそれをやるべきなんですけど笑。連載を持ってたりしたら、逆にそういうことをできなくて。[/say]
ーやっぱ、そうなんですか?それ聞こうと思ってたんですけど。
[say name=”しの先生” img=”https://miyatasilok.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_6447.jpg” from=”right”]単純に時間がなくて。[/say]
ー契約的にできないとかは、別にない?
[say name=”しの先生” img=”https://miyatasilok.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_6447.jpg” from=”right”]それはないですないです。
フォロワーを増やすとか、見てもらう人を増やすためには、一定期間、継続しなきゃいけないと思うんですけど、すでに連載していると、もう1本連載抱えるのと似た状況になるので、仕事量的に大変になってなかなかできないってことです。[/say]
ーなるほど。
[say name=”しの先生” img=”https://miyatasilok.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_6447.jpg” from=”right”]そういう活動やりたくても、個人の宣伝活動に時間も労力もなかなか割けないんです。
お金も稼がなきゃいけないし連載作品にも注力したいから。
多分そういうジレンマを持ってる作家さん多いんじゃないかなと思います。
SNSやらなきゃいけないけど、時間なくて出来ないみたいな人が。[/say]
ー中途半端な状態っていう事ですかね。
[say name=”しの先生” img=”https://miyatasilok.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_6447.jpg” from=”right”]そうです。[/say]
ーあ~、なるほど。
[say name=”しの先生” img=”https://miyatasilok.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_6447.jpg” from=”right”]今からなろうと思うんだったら、すごく良い状況だから羨ましい、逆に。[/say]
ーあっ!でも、そうですよね。私も今の若い人、めっちゃ羨ましいですもん。
なんでも出来るし、逆にウェブで連載してる状況が続けられなかったら、もうやめとけってくことですかね?
[say name=”しの先生” img=”https://miyatasilok.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_6447.jpg” from=”right”]どうなんだろ?でも描くことはできますよね。
というかそもそもの話、継続して描く事=連載なので…。描くことが続けられるから職業としての漫画家になれるわけで。
あくまで連載という形でお金を稼ぐ前提での話ですけど。[/say]
ーま~、確かに。
[say name=”しの先生” img=”https://miyatasilok.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_6447.jpg” from=”right”]まず1ページ漫画でも下書きでもなんでもいいから、継続して描くことができるとして、それができるなら、ウェブにアップしていくのはできますよね?っていう…。[/say]
ーあ~。なるほど、確かに。そっか~。
[say name=”しの先生” img=”https://miyatasilok.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_6447.jpg” from=”right”]アドバイスにならないかな、これは。[/say]
ーいや、でもそりゃそうだよな、って思いました。
なりたいとか、やりたいって言って、出来ない人が多くて。
でもちゃんとこう、現役でやってるマンガ家さんから言われるとやっぱ、もっと腑に落ちるというか。
私のとこにお客さんが「マンガに家なりたいです」って来て、「いやそれウェブで発表し続けましょうよ」と言うして。私が言うのと、しのさんが言うのとまた違うと思うんですよ。
やりたい時には、もうやってる
[say name=”しの先生” img=”https://miyatasilok.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_6447.jpg” from=”right”]そうか~。確かになんか、どうなんだろ。でも占い師さんとかもそうだろうし。なんかやりたいと言った時にはもうすでにやってるんだ。みたいな、ことですよね笑。[/say]
ーそうですね。
[say name=”しの先生” img=”https://miyatasilok.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_6447.jpg” from=”right”]私はマンガ家になりたいんですよねって言った時はもう描いてたって事があるので。[/say]
ーいや、それ素晴らしいですね。
誰に言われなくても、マンガ家になりたかったら、当然、マンガ描かなくちゃダメじゃないですか。
描きもしないのになりたいって言ってるようじゃ、それはもうダメだとは思うんで。
[say name=”しの先生” img=”https://miyatasilok.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_6447.jpg” from=”right”]よく聞くのが、子供がマンガ家になりたいから、大学行かないみたいな。[/say]
ーヤバイ!笑
[say name=”しの先生” img=”https://miyatasilok.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_6447.jpg” from=”right”]子どもが言ってくるんですって。
「分かった。マンガ家になりたいんだったら、作品あるんでしょ。じゃ、お母さんが見てあげるから、見せて。」って言うとやめるっていうのを有名なマンガ家さんがアドバイスしてるの見ましたけど。[/say]
ーなんか、ぐうの音も出ない笑。とにかく、表に出せって事ですよね。
今はすごく幸せに創作活動ができる時代
[say name=”しの先生” img=”https://miyatasilok.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_6447.jpg” from=”right”]むしろ今、私も最初にあれでしたけど。反応もらえるサービスがあるから、すごくハッピーな気持ちで公開出来るんじゃないかな~って。
昔だと出版社の人とか、ある意味、目上の人というかジャッジもらいに出す事しか出来なかったけど、今は単純にそれを純粋に楽しんでくれる人が見てくれて、褒めてくれるんですよ。
なので、すごく幸せに創作活動をできるな~って。[/say]
ーなるほど。それ良い言葉だ。ほんと、でもそうですよね。
[say name=”しの先生” img=”https://miyatasilok.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_6447.jpg” from=”right”]昔は基本的にダメ出しをもらうために。[/say]
ーそうですよね。
[say name=”しの先生” img=”https://miyatasilok.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_6447.jpg” from=”right”]修行的な感じしかなかったけど、今は一緒に楽しんで創る事が出来るので、それをドンドンやったら良いな~って。[/say]
ーなあるほど。ほんとだ良い時代だな~。しみじみと笑。
[say name=”しの先生” img=”https://miyatasilok.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_6447.jpg” from=”right”]出版ね、あれも不況で暗い話も言われてる中で、果たして本当に暗いんだろうかと、思いますよね。色々世界が変わっているだけで。[/say]
ーそうですよね。媒体が変わっただけですよね。
[say name=”しの先生” img=”https://miyatasilok.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_6447.jpg” from=”right”]むしろ、描く人はどんどん増えてるし、面白い作品に会える確率がすごい高いわけで。[/say]
ーあ!ホントだ!確かに。
[say name=”しの先生” img=”https://miyatasilok.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_6447.jpg” from=”right”]世の中、良いですよね。そう思います。[/say]
ほんと、いい時代ですよね〜。
しの先生にいろいろな話を聞いてきましたが、次回で最後です。