まいど、女性のための仕事運専門占い師・宮田シロク(@miyatasilok)です。
前回に続き、20代編です。
ドラマや映画のセットでは貧困層の家はわざとごちゃごちゃさせるそうです。家具の高さを変えたり、物をいっぱい敷き詰めたり。
富裕層の家は逆に床面積や空間を広く取るそうです。
写真は二十歳の誕生日の私。いかにも貧乏そうですね。
日雇いとニートを繰り返す20代前半
20代前半ってあんま覚えてないんですよね〜まあ10年以上前なのでやむなし。家が借金の抵当に入れられて住めなくなったのは20代前半かな?
大学を中退した話はこちらでも書いたのですが、定職にも就けず短期バイトとニートを繰り返していました。
面接に行くにも交通費がかかるので、そのへんがすごくつらかった覚えがあります。
西洋占星術との出会い
25歳くらいのころ、電気屋さんで働き始めました。
この仕事はめちゃくちゃ嫌いでした。
程なくして偶然見かけた西洋占星術講座に通います。これが10年後仕事になるなんて、ほんと人生わからんな〜。
何を血迷ったのかアロマセラピストを目指すことに
理由は割愛しますが、当時ティーツリーオイルを持っていました。
そして私の左手首には10年ほど何をしても消えない小さなイボがたくさんありました。
理由は不明で、どの皮膚科に行っても治らなかったものです。
「ティーツリーオイルって何に使えるんやろな〜」
と思い、調べてみると殺菌作用が非常に高いということが判明。直接皮膚につける場合もあるらしい。
イボにつけてみるか〜。
結論から言うと一週間ほどでイボが治りました。
10年間、どの皮膚科に行っても治らなかったものが。
そらアロマにハマるわ。
そうして私は人生で過去最高額である30万円のローンを組み、アロマセラピストのスクールに通いだしたのです。もちろん西洋占星術講座にも通いつつ。
しかしここでも知識がない故に致命的なミスを犯すことに。
知識と金の使い方は比例する?
私がしたかったのは何かしらの症状を治すアロマテラピー。
しかし日本で主流だったのは癒しが目的のアロマテラピー。そもそも日本ではアロマテラピーは医療扱いではない。
意気揚々とスクールに通いだしたものの、程なくして「これ私がしたかったことじゃない…」と思い始めます。そらそうや。目的が全然違うもん。
フランスやベルギーではアロマテラピーは医療としても認知されており、薬として処方されます。
日本ではメディカルアロマと呼ばれたりもしますね。
対して日本のそれはイギリス流のマッサージ的なもの。
当然、どんどんやる気はなくなる。
さらに業界のブラックさ。
時給制のアルバイトor独立のみ。セラピー業界はこういうの多いですよね。
それでも手に職をつけて独立したいなあ〜なんて思ってました。
(botやけど)たまにTwitterで◯◯座に合うアロマとかツイートしてるでしょ?私ちゃんと資格持ってるんですよ。ほんと、高い授業料でした。
勉強に逃げていた
大嫌いな電気屋さんからセラピストに転向したところで、月収はたいして変わらなさそう。
しかもそんなにやりたくないし…。でもアロマは楽しい。アロマに関する仕事がしたい。
メディカルアロマの勉強しようかな。その間、近所のパチンコ屋とかで働いてもいいかな。
なんて考えがぐるぐる頭を巡ります。
でもほんとはわかってました。
「資格取得のため勉強中です」っていう耳触りのいい言葉に逃げているだけということに。
美容部員→工場派遣に
結局、アロマの知識を活かせそうなオーガニックコスメの美容部員に。
化粧品業界もブラック気味なんですよね。私は百貨店に入っている某ブランドで働いていたのですが、ああいうところって百貨店の社員か派遣、もしくはそのブランドのアルバイトです。
幸い、美容部員の仕事はとても楽しいものでした。
きれいなものに囲まれる毎日。お客さんも女性ばかり。
オーガニックコスメのコーナーだったので、他のブランドで働いてる人もセラピスト出身の人が多かったりしました。取得するのがすごく大変なIFA国際アロマセラピストの資格を持ってる人もいたなあ。
でもブラックなのよ笑
名前は正社員だけど雇用保険すらないの。
結果、半年ほどで辞めて地元の工場に派遣で入りました。気がついたら29歳になってました。
「宮田さん、イメージしたことは現実になっちゃうよ」
少し話は前後しますが、美容部員をしていて一番良かったのは「イメージしたことは現実になる」と聞いたことでした。
詳しい話はこちらの記事を読んでほしいのですが、この一言がなければ私は今もあのままだったかもしれません。
この時も西洋占星術の講座には通ってたのに、こういったスピリチュアル的なことにはなぜか疎かったのです。ほんと、なんでだろ!?
今Amazonの注文履歴を見ると、3冊くらい一気に「手帳で願いを叶える」的な本を買ってます。2011年、28歳の夏。
とにかくお金の使い方が下手
20代を通して言えることは、とにかくお金の使い方が下手だったということです。
非正規だったけど、特に電気屋さんは割と時給は良かったので、その気になれば貯金もできたはずなんです。正社員じゃないけど貯金がある人なんていくらでもいますよね。
でも親には「貯金しなさい」って言われるだけで、やり方がわかんない。バカみたいだけど、なんなら今もわかんない笑
いつもいつもお金がなくて、いつもいつもカードの支払い明細に怯えてました。
原因は欲しいものじゃなくて安いものを買っていたから。欲しくもないのに値段だけで買うから気に入らない。気に入らないからまた安いものを買う。まさに負のスパイラル。
先日たまたまこの本を読んだのですが、同じことが書かれてました↓
僕もずっとそうでした。「安い」ものが大好きでした。
その結果、安物買いの銭失い、をいつもやってました。
そんなことをしているから、「なんでお金が減るのかわからない」「いつもお金がない」という「ない」の世界にどっぷり浸かっていたのです。
「なんでいつもそんなにお金がないの?」という友人の一言が忘れられません。「お金がない」が完全に口癖になっていました。
あれ、目から汁が…
10年経って思うこと:安物買いの銭失いは真実である
こうやって振り返るともがいてる感がすごいですね。
20代の時に買ったものはほとんど残っていません。私は一体何にお金を使っていたのでしょう。
海外旅行も片手で数えるくらいしか行ってない。ブランド物もない。宝石もない。
30万円のローンといっても、20代の間に稼いだ金額のほんの数パーセントのはずです。
泡のようにお金が消えていったのでした。
最後は工場の派遣で終えた20代。
次回は30代編です。こちらからどうぞ。