月が12ハウスの貴様へ〜別にブログで無理して自己開示しなくていいんじゃない？

まいど、女性のための仕事運専門占い師・宮田シロク（@miyatasilok）です。

先日のお客さまの話です。
その方は月が12ハウスにありました。

月とはその人の内面、プライベートな性格、本能的に安心するポイントなどをあらわします。

そして12ハウスとは隠された場所、隔離された場所、本人でも気づかない深層心理などをあらわします。

月が12ハウスにあると、自分の気持ちや欲求を隠しておきたい、プライベートを出したくないというタイプになります。
そういう人は無理して感情を出さなくて大丈夫。
女はミステリアスな部分がある方が魅力的よ。

また、月は母親も意味しますので、この配置を持っているとお母さまがいらっしゃらないという形であらわれる場合も。

感情を表に出したくないだけではなく、本人も自分の気持ちがわからなくなるときもありますね。

特に月が12ハウスというだけでなく、全てを霧のようにしてしまう海王星の影響が強かったりする場合なんて特にそうかも。

でも人の気持ちというのはそもそも一言で端的にあらわされるものではないので、自分で自分がわからない！と感じても別に悲観する必要はないと思います。

12ハウスは魚座に対応するハウス。

魚座は前述のとおり海王星が司っています。

魚座や海王星ってね、その名のとおり海のような存在なのね。

全てを飲み込んで受け入れて一体化してしまうの。

そして12ハウスというのはホロスコープ上では地平線から日が昇るポイントです。

夜明け前って、だんだん夜が明けて空が白んでくるでしょう？

眠りの世界から目かくしされたまま誰かに手を引かれるかのように、ぼんやりしたまま夢うつつであっちとこっちを行ったり来たり、さかい目を行ったり来たり。

そんな場所なんだと思うのね。

そこに心がある状態なのだから、そりゃあ自分でも自分の気持ちがわからなくなることもあるでしょう。

ただ注意してほしいのは、曖昧ということはまわりの人の感情も自分の感情として認識しがちというところ。

ほら、朝の光を感じて鳥たちの鳴き声を聞いて気分良く起きれたらその日はなんとなく機嫌が良かったり、うつらうつらしていたのに無理やり起こされたら1日不機嫌だったりするでしょう？

でもそれって本来自分の感情とは無関係なはずなんですよね。外的な要因で機嫌が良くなったり悪くなったりしている状態です。

そんなふうに、海のように全てを受け入れてしまう心は周囲の人の感情や雰囲気を全て自分のものとして一体化してしまいます。

とくに月星座が蟹座や乙女座、魚座だったりすると感受性がさらに強まるので自分と他人を切り離すことを意識しておく必要があります。

月とは、本能的に安心するポイントを示します。

12ハウスの月だと、自分と他人を一体化させて受け入れ同化していくことにそもそも安心するタイプだから受け入れる相手をよくよく選ぶようにすると精神衛生上いいかもしれません。

とりあえず、表に出したくないものは無理して出す必要なんてないわね。