まいど、仕事運専門占い師・宮田シロク(@miyatasilok)です。
wikiに載ってることを簡単に説明してドヤ顔しようというコーナーです。
今回は土星と鬱について。
星占い(このブログでは西洋占星術)は非常に古い占術でして、その起源は紀元前2000年紀にまで遡るといいます。
その頃は今とはまた違うかたちだったようですが(3000〜4000年も前なら当たり前)なんやかんやで占星医学(医療占星術)というものも生まれます。
「医学の父」と呼ばれる古代ギリシャのヒポクラテスという人がいますが、実はこの人も占星術師でした。
星占いはその昔、天文学であり科学であり医学でもあったのですね。
わーお!
ヒポクラテスは四体液説というものを唱え、簡単に説明すると人間には
- 血液
- 粘液
- 黄胆汁
- 黒胆汁
の4つの体液がありそのバランスが崩れると病気になるよ的なものでした。
土星は黒胆汁に対応すると言われ、古代〜中世ではこれが過剰になると鬱になると考えられていたそうです。
鬱は英語でmelancoliaですが(最近はdepressionらしい)これは「黒い」を意味するmelanoに「胆汁」のcholeが合わさったものです。
元々は古代ギリシャ語みたい。melanoはメラニンのメラノですね。
現代の星占いでも土星の影響が悪く出ると鬱気質になりやすいと言われています。
ただ古典占星術と違い現代では「良い」「悪い」ではなく自分で意識してバランスを取ろう、占いで運命は決まらないよ、という考え方になっており、
土星も悪いだけではないんですね。
古典占星術では「凶星」と言われる土星ですが、現代では「スパルタな先生」とか言われたりもします。
何を隠そう土星の影響をモロに受けている私。
土星は山羊座の守護星なんですが、太陽は牡羊座ですがASCと月は山羊座でMCに土星がコンジャンクションw
むしろ山羊座www
人は土星によって鍛えられます。
試練を与えると言われる土星。
しかしそれを乗り越えるとこれ以上強力な味方はいません。
スーパースパルタだけどなんせ先生なんだもん。