まいど、仕事運専門占い師・宮田シロク(@miyatasilok)です。
まいど、仕事運専門占い師・宮田シロク(@miyatasilok)です。
私のお客さんにもずいぶん「占い師になりたい」という人が増えてきました。
私は他にできることもなかったのでたまたま占い師になりましたが、これから目指す場合どのくらい勉強が必要になるのでしょうか。
明確な答えは出ませんが、ある程度の目安はつけられるのでは?と考えたので書いてみます。
[memo title=”この記事で指すプロとは”]稼げる稼げない、活動してるしてないではなく、
- 占いの現場で初見の人相手に
- 限られた時間内で
- ざっとホロスコープを読むことができる
この定義でオナシャス。[/memo]
1万時間の法則ってよく言うけど
何事も1万時間訓練すればプロになれるという法則を唱えたのはマルコム・グラッドウェル。
仮に10年計画にするとして、1日3時間訓練すれば10年後にはプロ。
1日8時間費やせるなら3年半。これをどう捉えるかは自分次第だけど、寿命から逆算すれば今からでも何かに取り組む価値はあるのでは。
— 宮田シロク|仕事運専門占い師 (@miyatasilok) 2019年1月1日
「1万時間の法則」というものを聞いたことがあるでしょうか。
ジャーナリストのマルコム・グラッドウェル氏が著書『天才!成功する人々の法則』で唱えた説なのですが(もしかしたら初出は別の本かも)、
専門的な技能を極めるためには1万時間必要
というものです。
最近では「1万時間の法則」という言葉が有名になってきた感がありますね。
ちなみに私は西洋占星術をはじめて10年くらい経ちましたが、1万時間費やしたかと問われるとあまり自信はありません笑
1万時間もやってられない人はとりあえず100人を目指せ
ぶっちゃけ1万時間ってまあまあ厳しいと思うんですよ。しかもその後、論文に不備があったとかでちょっと信憑性にも欠けるようです。
そもそも「今から勉強する」という仮定だと、いくら人生100年時代だからと言っても10年以上かかっちゃうんですよね。
では目安として、何か他にないのか?と言われるととりあえず100人占ってみるというのがあると思います。
経験的に100人くらいホロスコープ読むとある程度の傾向(○○座はどう、みたいな)が見えてくると思う。
占星術勉強してる人はまず100人目指してくださいー。
1日3人読めば1ヶ月ちょいで終わるよ。— 宮田シロク|仕事運専門占い師 (@miyatasilok) 2019年1月21日
これはなぜかというと、私自身の経験によります。
仕事運専門になったのは2018年からなので、ちょうど1年が過ぎました。
おそらくこの期間で150人ほど占わせてもらったと思うのですが、もうちょい前の時点でなんとなーく見えてきたものがあるんですね。たとえば以下のものなどです。
- 金運と稼げるかどうかは無関係
- 北半球に天体が多い人はプライベート重視と言われたが、つまりは最近だと在宅ワーカーorそれを目指してる傾向にある
- 12ハウスはスピ関係もあるけど裏方に回る(お客さんを立たせる)職種
これは「仕事運」に特化して占ってきたので見えてきた傾向だと思うのですが、なら「ホロスコープを読む」をテーマにしてみると100人超えたあたりで同じように見えてくるものがあるのでは?と考えました。
まあ私の個人談なので再現性となると怪しいものがありますが、ある程度の目安にはなるのではないでしょうか。
ただし、ある程度言動のわかる人で100人ね!
適当に出したホロスコープだと、いくら考えても自分の解釈が合ってるかわからないので…
現場ではいかに素早くホロスコープの輪郭を掴むかが重要になる
もちろん多いに越したことはない。 でも目的が占い師になることなら、現場では時間との闘いになるのでいかに素早くホロスコープの輪郭を掴むか?が重要になる。 つまり1枚をじっくり読み解くよりある程度の数が必要。 目的が占い師じゃない人はご自分のペースでどうぞ。
— 宮田シロク|仕事運専門占い師 (@miyatasilok) 2019年1月21日
さて、では100人でプロになれるか?と言われると当然不安も残りますね。
ただこの記事ではプロを
- 占いの現場で初見の人相手に
- 限られた時間内で
- ざっとホロスコープを読むことができる
と定義しました。
つまり、30分とか、長くても90分あたりである程度のレスポンスを返さないといけないわけです。
となると、ぶっちゃけ2、3のアスペクトの話だけでタイムオーバーなんてザラです。
相談内容によっては月星座のみ、ステリウムの話のみで終わっちゃうとかもあると思います。
しかしここからが難しいところなのですが、じゃあ100人くらいでいいじゃん、となるとそれも違うんですよね。
たしかに目安にはなるでしょうが、スピードアップするには数をこなすしかないという事実にぶち当たります。ジレンマやな。
結局は数をこなすしかない
まあようは慣れなんですよね。毎日同じことしてるとどんな作業でもだいたいスピードアップするじゃないですか、それと一緒です。
おそらく、
- ある程度の人数を占うまでは新しい知識が多いので大変
- しかしどこかのポイントで自分なりの傾向やデータが見えてきて急激に理解度が進む
こういうことなのでしょう。
そしてそのポイントがだいたい100人ということではないでしょうか。
で、そのポイントを超えると急に楽しくなると思うんですよ。なんでもわかるとおもしろいもんね。
もしモニター募集などをするのであれば、100人くらいを目安にしてみるといいかもしれません。
ご自分の身内に声をかけて100人目指すとか、職場の人片っ端からホロスコープ見てみるとかね。
それからは
おもしろいから見る→さらに数が増える
というエンドレススープでいつの間にか相当数になっているでしょう。
しかしSNSでモニター募集するのはちょっとね問題
ところで私は以前このようなツイートをしたのですが↓
たまに「占い師になりたいと言うお客さんがいますが、それはいいんやけどとにかく私が言いたいのは
◎勉強中とか死んでも言うな
◎モニター募集するな
◎無料でするなつまり最初から「私プロですけど何か?」って顔してハッタリかませ。
— 宮田シロク|仕事運専門占い師・5月から産休👶 (@miyatasilok) 2018年12月21日
これはこっそりやれってことです。
モニターや無料で云々はクローズドなコミュニティでやるならかなり有効。ただみんなやり方が下手。Twitterで言うな。
自分が客なら
◎勉強中です
◎モニター募集中です
◎無料ですとか言っちゃう占い師に悩み相談する?って話。
— 宮田シロク|仕事運専門占い師・5月から産休👶 (@miyatasilok) 2018年12月21日
なんでSNSとかで堂々と言うんだよ、みたいな。
プロになった時には今のアカウント削除して新しくします!とかならまだわかるんですけど、営業のためにSNSやるなら最初から「プロですけど?」って顔しとく方がいいでしょ。
だってこれってつまりはこう言ってるようなもんですからね↓
- ホテル「空室だらけです、誰か泊まって!」
- レストラン「席めっちゃ空いてます!」
- 整体「全然予約取れますよ!」
いやこんなん不安やん。
本当に趣味とか勉強のみで、占い師とか全然目指してませーん☆って人は好きにすればいいです。
でもそうではなくてお金いただこうと思っているならお客さんを安心させることも仕事のうちだと思うべきですね。
あと、クレーマーというのは無料や安価の商品を購入した層に多いという事実をつけ加えておきます。
「勉強してるのでやらせてください!」ってスタンスなら逆に好感が持てる気がするので、物は言いようやな。
さて、重ねて言いますがモニター募集はクローズドなコミュニティでするならかなり有効です。
しかし今回の記事とは少し内容が逸れるので、また別の機会に。
というわけで、とりあえずは100人目指してちょうだい。1ヶ月もあればいけるよ、がんばって!
いつも応援してるよ。
愛をこめて。シロクでした!