まいど、仕事運専門占い師・宮田シロク(@miyatasilok)です。
私は星占いが専門なわけですが、これは正確には西洋占星術といいます。
よく「統計学ですよね?」と言われるのですが、統計学というより人類の経験則というかんじではないでしょうか。
いろいろ時代が進んで紀元前1000年なかばごろに現在の星占いのベースができあがったと言われています。
なぜ12星座なの?
空にはオリオン座、カシオペア座、北斗七星…などたくさんの星座があるわけですが、星占いで使う星座は
- 牡羊座
- 牡牛座
- 双子座
- 蟹座
- 獅子座
- 乙女座
- 天秤座
- 蠍座
- 射手座
- 山羊座
- 水瓶座
- 魚座
の12種類です。
なぜこうなったかというと、私たちが空を見上げたとき、太陽や月などの天体がこれらの星座の上を通過するように見えるからです。
ここで言う空とは、天球という巨大なボールみたいなものでしてその芯の部分に私たちがいると思ってみてください。
太陽は唯一光を放つ星なので、占いに関係なく古今東西でとっても大切なものとして扱われてきました。大切な太陽の通り道にある星座も大切というイメージです。
太陽の通り道は黄道といいます。
黄道上にたまたま12種類の星座があったということで、これらの星座は黄道12星座といいます。そのまんまですね。
太陽は黄道上をゆっくり進み、1年かけて1周します。というか地球から見るとそう見えます。
よく「私は獅子座です」「僕は魚座です」とか言いますが、これは太陽が獅子座ゾーン、魚座ゾーンを進んでいるときに生まれたという意味なのです。
ちなみに星座そのものは88個あるらしいです。多いのか少ないのかよくわかりませんね。
突然画像のクオリティが落ちたことは気にしないでください。
星占いで扱う天体
- 太陽:自分自身、最終目標
- 月:性格、内面、プライベート
- 水星:思考
- 金星:好み
- 火星:闘争心
- 木星:理想
- 土星:試練
- 天王星:改革
- 海王星:夢やビジョン
- 冥王星:破壊と再生
の10個です。これらは全部上記の12星座の上を通るように見えます。
ある瞬間(たいていは占ってほしい人が生まれたとき、つまり生年月日)に太陽や月、水星、金星…などの天体がどの星座の上通っていたかな?というのを見るのが本来の星占いです。
そして、これらの天体が◯◯座にありました、というのを平面化したのがホロスコープです。
私は1983年4月6日の00時55分に兵庫県伊丹市で生まれました。
この瞬間、この場所から見ると天体はどこにあるのかな?を表した私のホロスコープがこちら。
なにやらいろんな記号が書かれてますが、一番外側の円は12星座の記号、内側の円は天体の記号です。
これはホロスコープを作成するソフトによって星座の記号は内側になったり、数字が外側になったり…といろいろですが同じです。
ものすごーくざっくり言うと、私が生まれた瞬間は⇩みたいなイメージです。
これがもし同じ生年月日でも半日後に生まれていると…
とまあ星座や天体の位置がまるっと変わってきます。
これが星占いで生まれた時間を重要視する理由です。単純に言うと昼間生まれの人は太陽は地上に出てて夜生まれの人は太陽は地底に隠れてるかんじです。
ホロスコープでは昼間生まれの人は太陽の記号は上半分のどこか、夜生まれの人は下半分のどこかに位置するってことですね。
天体以外にも、生まれた瞬間の太陽が昇ってくる方の地平線、太陽が沈む方の地平線、天球上で太陽が一番高いところに見えるポイント、逆に一番低いところに見えるポイント、
さらには黄道と白道(月の通り道)が交わるポイント、小惑星などなど…が12星座のどこにあるのかな?を読むのが星占いです。
アスペクト?
私の太陽は牡羊座です。月は山羊座です。
このふたつがホロスコープで表されると…
このように、真ん中に分度器を置いたと考えると、太陽と月は90度の角度にあります。
この天体どうしの角度がアスペクトです。
アスペクトにも種類がいろいろあり、重要視される(影響力が大きい)のは
- 0度(コンジャンクション)強調
- 45度(セミスクエア)弱い困難
- 60度(セクスタイル)弱い調和
- 90度(スクエア)困難
- 120度(トライン)調和
- 180度(オポジション)対立
などです。他にもいろいろあります。
ちなみに90度は障害や困難の角度と言われてまして、私の太陽(自分自身)と月(内面)は緊張状態にあるということですね…
ハウスという概念
私のホロスコープ画像を見てもらうと一番内側の円に数字が書いてますよね。
これはハウスといって、まあ見たまんまホロスコープを12分割したものなのですが、この分割方法にも様々な流派があります。
ハウスは人生に起こりうる具体的なことがらや場面のようなもので、ものすごーーーーく乱暴にまとめると
- 自分自身
- お金や才能
- コミュ力や初等教育
- 家
- 趣味や恋愛
- 仕事
- 対人関係や結婚
- 他人の所有するもの
- 高等教育
- 社会
- 人脈、友人、コミュニティ
- 無意識
という人間の活動領域を表しています。
私は4ハウス(家)の部分に金星(好み)が入っていますので、平たく言うと家が好きというかんじです。たとえばこれが1ハウス(自分自身)の部分に金星(好み)が入っていると自分好きという具合ですね笑
まとめ
このように、星占いは
- どの天体が
- どの星座で
- どのハウスに入って
- 他の天体とアスペクトを取っているのか
を読み解くものです。
英語でastrologyというだけあって、もともとは天文学です(-logyは◯◯学と訳される)。
発祥はバビロニアと言われてますが(なので厳密には西洋じゃない)現在は本場はイギリスになっており、向こうには占星術協会もあります。
星占いを勉強したいけど腰が重い…という人はギリシャ神話を読んでおこう
もともとは古代で天体と神様を関連づけるところからはじまったと言われる星占い。
やってみたいけどちょっとしんどそう…という人は、ギリシャ神話を読んでおくことをおすすめします。
というか星占いをするならギリシャ神話とローマ神話はマストなのですが、占いを勉強するよりとっつきやすいのではないでしょうか。
ギリシャ神話、ローマ神話の神々は天体と関連づけられているので、いざ勉強しようか!とやる気が出たときに理解が進みやすいはずです。
こういうのがありますね。
ちなみに星占いの本では、今まで読んだ中ではこれが一番初心者向けでしょうか。
ざっくり説明するとこんな占いです。
これを応用して相性や運勢、さらには社会情勢を読んだりします。
[say name=”シロク” img=”https://miyatasilok.com/wp-content/uploads/2017/03/sb.jpg”]ちょっとでも星占いに興味を持ってくれたら嬉しいわ[/say]
それではみなさん、素敵な占いライフを!