まいど、仕事運専門占い師・宮田シロク(@miyatasilok)です。
涙の度数とは
涙の度数とは、チャート上の各星座の29度のことを言い、または特に蠍座の29度を指す言葉です。
そこに天体やカスプがあるとなんかすっごい悲劇的らしい。
そんな知ってる人は知っているこの涙の度数、そもそも誰が言い出したん?
度数で吉凶を判断するのは古典からある考え方
度数で吉凶を判断するのは古典の時代からあります。
というのも、エッセンシャルディグニティとは本来は度数をきちんと見るもの。
各星座ごとに幸運を増やす度数や、不自由な度数みたいなのがあります。
それが簡素化されて29度だけ、なんか特別ぽいじゃん?ってかんじで残ったものでは…??と予想してみます。
では涙の度数という言葉そのものがどこから来たかというと、調べた限りでは近代占星術の日本のもののようです。
Critical Points・Critical Degree・Anaretic Degree
海外(英語圏?)でもほぼ同様で、どのサインでも29度をクリティカルポイント、クリティカルディグリー、またはアナレティックディグリーとか呼ぶようです。蠍座の29度を特別視するのも同じっぽい。
クリティカルポイント、なんだか一発でHPがゼロになりそうなかんじですね。
Degree of fateと言って、運命の度数とも呼ぶみたいですね。
ただ、なににせよおおもとは悪い意味です。
そもそもanaretic(anareta)というのはギリシャ語に由来し、破壊者という意味だそうです。
特に8ハウスに入っている天体を指してアナレティックディグリーという言葉を使うようで、これはKilling planet=死の前兆と考えられているとかなんとか…
って死兆星かーーーーい。
涙の度数はたぶんここから来ているのではないかな〜〜〜〜〜
8ハウスがいつのまにか蠍座の29度になったのではないかと思います。
クリティカルディグリーは月がカスプを通過する時に特に使うみたいなんですけど。
なににせよ、すべての天体やハウスカスプにおいて29度を使い、蠍座の29度は特別視するってものです。
宮田個人としては
まあ私としてはあんま興味ないし無視してます。
ちなみに蠍座ではないですけど、MC・ICが29度、海王星も29度なのであるっちゃあるけど気にしてないです。
こうやって「自分のチャートは特別だ!」とか変に思っちゃうといいことないからね。