まいど、仕事運専門占い師・宮田シロク(@miyatasilok)です。
「滑舌悪いね」って言われ続けてきた
昔から滑舌が悪くて、話しても聞き返されることが多かった私。
「え、なんて?」って言われるたび、正直ムカついてた。
いや、頑張ってしゃべってるし!これ以上どうすればええねん!って。
なんなら「滑舌が悪い」ってはっきり言われることもあったし、だいたい、容姿のこともそうだけど、滑舌とかその場で直せないことに関して言うって思いやりなさすぎひん?
でも、自分ではどう直せばいいのか、そもそも直せるものなのかもわからない。
ただただ、「滑舌悪い人」として生きるしかないんか…?
そしてたどり着いた「構音障害」
そんな気持ちを抱えて40年以上生きてきた私ですが、具体的には「いきしちに」が言いにくい。
「滑舌悪い」で調べてみたり、発声トレーニングを受けたり…
いろいろ調べているうちにたどり着いたのが「構音障害」でした。
「構音障害」の中でも、「いきしちに」が言いにくいのは「側音化構音(そくおんかこうおん)」と呼ぶそうです。
言語聴覚士のトレーニングを受けることに
原因がわかると話は早い。
この側音化構音に関して発信している人は、そもそも構音障害改善を仕事にしているから発信しているわけでして、私が見つけたのも言語聴覚士の方のブログでした。
というわけで、早速予約して言語聴覚士のトレーニングを受けてみました。
結果──
舌の位置がズレてて、「いきしちに」がちゃんと発音できてなかったことが判明。
普段の話し方だと舌が口の天井(上顎?)の右らへんにくっついてたのですが、正しい位置はまっすぐなので、なるほどそりゃ頑張ってもきれいな発音にならんわけや。
「頑張る」より「正しい方法を知る」ほうが大事
トレーニングでは、舌の脱力をして、正しい位置で発音する練習をしました。
すると、今まで「めっちゃ気合い入れないと無理」「なんなら気合い入れても無理」やった発音が、ゆっくり話すとできるように。
「き」とか、前まで言いにくかった音も、めっちゃ楽。
今まで 間違ったやり方で頑張ってたからしんどかった だけやった。
いや、これやん。
「努力不足」じゃなくて「原因を知らなかっただけ」 やったんや。
悩む時間が一番のムダ。さっさと原因を見つけよう
この経験で気づいたのは、人生の大半の悩みはコレやってこと。
- うまくいかないのは、自分のせい?
- もっと頑張らなあかん?
- 才能がない?
──違う違う。そうじゃない。
問題は、「原因を知らないこと」。
原因さえわかれば、やるべきことは自然と見えてくる。
自分ではわからなくても、専門家にアクセスすることはできるようになる。
そしたら、今までの苦労が嘘みたいに楽になる。
とにかく自己流が一番ダメだなって実感しました。
今まで試したクリアな発音になるためのあれこれ、ぜんぶ的外れだったもん…
もちろん、今後もトレーニングは続けなきゃいけないです。
今はまだゆっくり意識して発音するとちゃんと言えるけど、普段の会話だとまだダメ。
でも、モヤモヤしてる時間はやっぱり一番ムダだった。
「私ってダメなんかな…」とか考えてるヒマあったら、さっさと専門家に聞いたほうが早い。
もし努力をするなら、問題の原因にたどり着くためにする方がいい。
そう改めて実感した出来事でした。